「ペットカメラって、本体を買った後に月額がかかるの?」――答えは機種によります。TapoやSwitchBotなどの汎用屋内カメラは月額ゼロで録画まで完結しますが、Furboは録画・AI通知にサブスクが前提です。
ただ、この記事でいちばんお伝えしたいのは、その先にあります。各社の公式ページとサポート文書を2026年8月11日に直接読み直したところ、ネット上の「月額まとめ」記事にほとんど載っていない事実が3つ出てきました。
- Tapo Careは、同じプランでもAndroid(Google Play)経由のほうが約1割高い。しかもTP-Link日本の公式FAQに、日本円の金額表が実際に載っています(月額1台 iOS 400円 / Android 440円)
- SwitchBotは2026年に「クラウドストレージ」を「AIガードプラン」へ改称していました。さらに同じSwitchBotのカメラでも系統が2つに分かれ、料金が違ううえ、買ったプランは別系統のカメラに使えません
- クラウド録画では「連続録画」ができません。イベント(動体検知)のときだけ録るのがクラウドで、留守中ずっとの映像を残せるのはSDカードのほうです
つまり「月額を払えば全部録れる」という思い込みは、少なくともSwitchBotについては公式が明確に否定しています。この記事では、犬・猫の見守りに使われる定番機の「無料でできること/月額を払わないとできないこと」を、出どころを示しながら整理します。機種選び全体の基準はペットカメラの選び方完全ガイドをどうぞ。
※料金は2026年8月11日時点で各公式サイト・公式サポートの表示を確認したものです。アプリ内課金の価格は改定されることがあり、各社とも「最終確認はアプリ内表示で」と案内しています。契約前に必ずアプリ内の最新表示をご確認ください。
まず結論:月額の要否は「録画方式」で決まる

| 機種 | 月額は必須? | 無料のローカル録画 | クラウド録画の料金 |
|---|---|---|---|
| Tapo C220 / C225 | 不要 | microSD 最大512GB | 任意: 月400円〜(Tapo Care・iOS価格) |
| SwitchBot 見守りカメラ Plus系 | 不要 | microSD 最大256GB | 任意: 月400円〜(AIガードプラン) |
| SwitchBot 見守りカメラ 従来型 | 不要 | microSD 8〜128GB | 任意: 月498円〜 |
| Anker Eufy Indoor Cam | 不要 | microSD 16〜128GB | 日本では提供なし(月額0円) |
| パナソニック KX-HDN215 | 不要 | microSD(別売) | クラウド自体なし(月額0円) |
| Furbo 360°ビュー | 録画・AI通知に必要 | 不可(SDスロットなし) | 月559円〜(Furboシッター) |
つまり「月額を絶対払いたくない」ならmicroSD録画対応機一択。逆にFurboの「おやつ・犬猫特化通知」に価値を感じるなら、月額込みの総額で判断するのが正解です。
そして注意したいのが、上の表のSwitchBotが2行に分かれていること。同じ「SwitchBot 見守りカメラ」でも、Plusが付くかどうかで月額が98円違います。理由は後述します。
【2026年8月・公式実測】各社の月額は実際いくらか
ここが本記事の中心です。「〜円から」で終わらせず、公式が公表している金額をそのまま載せます。
Tapo Care:日本円の金額表は公式にある。ただしiOSとAndroidで違う
TP-Link日本のFAQ「TapoCareサービスについて」(更新2025年3月25日)に、日本円の価格表が掲載されています。
| 月額(1台) | 年額(1台) | 月額(10台) | 年額(10台) | |
|---|---|---|---|---|
| iOS | 400円 | 4,000円 | 1,380円 | 13,600円 |
| Android | 440円 | 4,390円 | 1,460円 | 14,600円 |
出どころ:TP-Link日本 公式FAQ「TapoCareサービスについて」(2026年8月11日に確認)
- Androidのほうが高いのは表のとおりで、1台月額で40円(+10.0%)、1台年額で390円(+9.8%)、10台年額では1,000円の差になります
- 公式は「価格は以下の通りですが、諸般の事情で変動する場合もあるので登録の際は各アプリの登録画面でご確認ください」と添えています
- なお履歴の保存日数は、Tapo Care公式ページによるとベーシックが7日間・プレミアムが30日間です(プレミアムは「1 or 2 or 3 or 最大10台コースから選択」)
⚠ ややこしいのですが、「Tapo Careのサブスクリプションの値段について」という名前の別のFAQ(更新2022年6月30日)には、ドイツ・アメリカ・イギリス・台湾など21か国の料金表が載っているのに、日本の表がありません。そちらには「お住まいの国のプランが見つからない場合は、Tapo APPで確認することができます」とだけ書かれています。「値段について」というFAQに日本の値段が無く、「サービスについて」というFAQに載っている――公式内で情報の置き場所がねじれているので、探して見つからなくても諦めないでください。
SwitchBot:2026年に「AIガードプラン」へ改称されていた
SwitchBotの公式サポート(更新2026年6月30日)にこう書かれています。
SwitchBotアプリのV9.27 より、従来の「クラウドストレージサービス」は 「AIガードプラン」 へと名称・機能を拡充し、リニューアルいたしました。
対象は見守りカメラ Plus 3MP/Plus 5MP/スマートテレビドアホン/屋外パンチルトカメラ5MP。既存の契約者は自動的に「AIガードプラン」のベーシックプランへ移行され、そのまま使えます。
🔴 ただし、ここに見落とすと損をする条件があります。公式はこう明記しています。
ベーシックプランからプレミアムプランへアップグレードされた場合、ベーシックプランの残り期間は無効となり、返金はできかねます。
つまり年払いした直後にプレミアムへ上げると、残りの期間ぶんは戻ってきません。公式も「ベーシックプランの期間満了後、プレミアムプランに切り替えることも可能です」と案内しているので、急がないなら満了を待つほうが有利です。
SwitchBotの落とし穴:カメラ2系統で料金が違い、プランに互換性がない
SwitchBotのカメラは、公式サポート上で2つのシリーズに分けられています。
- Plusカメラシリーズ:見守りカメラ Plus 3MP、見守りカメラ Plus 5MP
- 従来型カメラシリーズ:見守りカメラ、見守りカメラ3MP、屋内カメラ、屋外カメラ、屋外カメラ 3MP
そして公式は、はっきりこう書いています。
従来型カメラシリーズとPlusカメラシリーズのストレージプランは互換性がありません。
さらに具体例まで載っています。
屋外カメラと見守りカメラ Plus 3MPを所有する場合、違うシリーズのカメラとなりますので、それぞれのカメラのクラウドストレージ項目で別々ご購入いただく必要があります。屋外カメラのクラウドストレージ画面で二台分のクラウドストレージをご購入いただいても、見守りカメラ Plus 3MPに使用できません。
「2台分買ったのに、もう1台に使えない」が実際に起こりうるということです。カメラを買い足すときは、同じシリーズで揃えるかどうかが料金に直結します。
料金も系統で違います。
Plusカメラシリーズ(公式サポート・更新2026年8月6日)
| プラン | 月額 | 年額 | 台数 | 無料トライアル |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード | 400円 | 4,000円 | 1台 | 30日(※条件あり) |
| バリュー | 800円 | 8,000円 | 2台 | なし |
| プレミアム | 1,200円 | 12,000円 | 3台 | なし |
| ファミリー | 4,000円(割引後2,380円) | 40,000円(割引後23,800円) | 10台 | なし |
従来型カメラシリーズ(公式サポート・更新2025年4月1日)
| プラン | 月額 | 年額 | 台数 | 無料トライアル |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード | 498円 | 4,980円 | 1台 | なし |
| バリュー | 798円 | 7,980円 | 2台 | なし |
| ファミリー | 1,198円 | 11,980円 | 3台 | なし |
保存日数はどのプランも「最大30日間の映像データを保存」で共通です。
ここで注意したいのが「ファミリー」という同じ名前が、系統によって3台と10台で意味が違うこと。従来型のファミリー(3台・月1,198円)とPlusのファミリー(10台・月4,000円/割引後2,380円)は別物です。プラン名だけ見て比較すると必ず間違えます。
※Plusシリーズの30日無料トライアルは「クラウドストレージプランを契約したことないアカウント」が「スタンダード月額プラン」を選んだ場合のみ、と公式が条件を明示しています。また公式は「プロモーション期間中は、適用されるキャンペーン内容によって価格が変動する場合がございます」とも書いています。
Furbo:スタンダードとプレミアムの差は「録画3日か7日か」だけ
Furbo 360°ビューはmicroSD非対応で、録画はクラウドのみ。サブスク「Furboシッター」はスタンダードとプレミアムの2階建てです。
Furbo公式の比較表(2026年8月11日に確認)を読むと、両プランの機能差は自動録画履歴の日数1点しかありませんでした。
| サブスクなし | スタンダード(月559円〜) | プレミアム(月699円〜) | |
|---|---|---|---|
| ライブビュー/双方向会話/自動追尾 | ○ | ○ | ○ |
| ワンワン / ニャンニャン通知 | ○ | ○ | ○ |
| 自動録画履歴 | ― | 3日間 | 7日間 |
| アクティブ通知(ランニング、セルフィー) | ✕ | ○ | ○ |
| 異変の検知(警戒・泣き声、モグモグ、トイレ) | ✕ | ○ | ○ |
| 健康関連(嘔吐通知) | ✕ | ○ | ○ |
| 緊急ペット通知(てんかん) | ✕ | ○ | ○ |
| 緊急ホーム通知(火事/ガス漏れ、ガラス割れ) | ✕ | ○ | ○ |
| AIチャット/シッターレポート/ペット見分け(多頭飼い対応)/自動リラックス | ✕ | ○ | ○ |
出どころ:Furbo公式「Furboシッター」プラン比較表(2026年8月11日に確認)
- 月140円(年換算1,680円)の差で増えるのは、録画履歴の4日分だけという読み方になります。「AI機能がほしいからプレミアム」ではなく、「3日以内に見返せるか自信がないならプレミアム」が正しい判断軸です
- サブスクなしでも「リアルタイムに見る・話す・おやつを飛ばす・吠え通知・自動追尾」は使えます。有料側は「録画を後から見返す」と「高度な検知」です
- 追加カメラは1台ごとに+月200円
- 公式はカメラ単体購入にも「Furboシッター14日間無料特典付き」と案内しています
Furboと汎用機のどちらが合うかはFurbo vs SwitchBot vs Tapo徹底比較が詳しいです。
💡 Furbo公式ストアでは、クーポンコード LINK2000 の入力で2,000円引きになります(不定期セールの期間中は適用外)。
見落とされがちな事実:クラウド録画は「連続録画」ができない
ここが、月額を検討している方にいちばん知っておいてほしい点です。
SwitchBotの公式サポートは、こう明記しています。
クラウドストレージではイベント録画しか対応しません。連続録画が不可能でございます。
(適用製品:見守りカメラ、見守りカメラ3MP、屋内カメラ、屋外カメラ)
イベント録画=動きや音を検知したときだけ録る方式です。つまり月額を払っても、「留守中ずっとの映像」はクラウドには残りません。
一方、連続録画ができるのはmicroSDカードのほうです。同じくSwitchBot公式のSDカード一覧表では、屋内カメラ・見守りカメラ・見守りカメラ3MP・Plus 3MP・Plus 5MP・屋外カメラ3MP・屋外パンチルトカメラ5MPが「連続録画:可」、屋外カメラのみ「不可」とされています。
⚠ この記述はSwitchBotの従来型カメラを対象としたサポート記事のもので、Plusシリーズについて同じ文言は確認できませんでした。他社(Tapo・Eufy等)についても各社の仕様が異なります。「クラウド=イベント録画」は業界の一般的な設計ですが、契約前にご自身の機種のアプリ内表示で確認してください。
この事実がひっくり返すのは、「月額を払うほど安心」という直感です。留守中を通しで見返したいなら、必要なのは月額ではなく容量の大きいmicroSDカードということになります。
なおSwitchBot公式は、SDカードとクラウドを両方使っている場合について「イベントが発生しましたら、マイクロSDカードとクラウド両方とも録画されます」とも案内しています。どちらかにしか残らない、ということではありません。
SDカードで何日ぶん録れるのか(公式の実数)
「月額ゼロにしたいけれど、SDカードで足りるのか」という不安には、SwitchBot公式が珍しく具体的な数値を出しています(更新2026年8月9日)。
連続録画モードで、屋内カメラと見守りカメラは、一日約10Gの容量が使われます。128GのSDカードならおよそ12日間の連続録画ができます。見守りカメラ3MPは一日約5Gの容量が使われ、128GのSDカードならおよそ24日間の連続録画ができます。
| 機種 | 連続録画の消費 | 128GBでの目安 | 対応容量 |
|---|---|---|---|
| 屋内カメラ/見守りカメラ | 1日 約10GB | 約12日 | 8〜128GB |
| 見守りカメラ3MP/Plus 3MP/Plus 5MP | 1日 約5GB(3MP実測) | 約24日 | 8〜256GB |
| 屋外カメラ/屋外カメラ3MP | ― | ― | 8〜256GB |
| 屋外パンチルトカメラ5MP | ― | ― | 4〜512GB |
出どころ:SwitchBot公式サポート「屋内カメラ/見守りカメラ/屋外カメラ用のマイクロSDカードについて」(2026年8月11日に確認)
- 規格はFAT32が基本で、3MP系はファームウェア33.9.13以降でexFATにも対応
- 公式の推奨SDカードはSwitchBotオリジナル、SanDisk、Samsung、Kioxia
- 上書きの挙動も公式に明記されています:「SDカードの容量を使い切った場合、録画が自動上書き保存となり、古いデーターから削除します」
1〜2週間ぶんの連続録画が2,000円前後のカードで賄えるなら、多くの家庭では月額を払う理由が薄れます。逆に「1ヶ月前の映像を見返したい」なら、クラウドの30日保存に価値が出てきます。
月額ゼロで録画まで完結する機種(SD録画組)
以下の4機種は、本体+microSDカード(別売・1,000〜2,000円程度)だけでライブ視聴・双方向通話・動体検知通知・録画のすべてが使えます。
- TP-Link Tapo C220(実売4,000円前後): 2K画質・360°首振り・AIペット検知。microSDは最大512GBで、コスパは頭ひとつ抜けています
- SwitchBot 見守りカメラ Plus 5MP(7,980円): 5MP高画質+SwitchBot家電連携。microSD最大256GB
- Anker Eufy Indoor Cam C220(4,490円): 公式が「月額費用は一切かかりません」と明記する潔い設計。microSD最大128GB
- パナソニック KX-HDN215(2万円前後): そもそもクラウドサービスがなくmicroSD完結。国内メーカー派に
詳しいスペック比較はおすすめ7選で解説しています。
無料トライアルの条件は各社バラバラ
「とりあえず無料で試す」つもりでも、条件は各社まったく違います。公式が明示している条件だけを並べます。
| メーカー | 無料期間 | 公式が明示している条件 |
|---|---|---|
| Tapo | 30日 | カメラ1台につき1回だけ。Tapoアプリで有効化してから30日間 |
| SwitchBot(Plus系) | 30日 | クラウドストレージプランを契約したことがないアカウントが、スタンダード月額プランを選んだ場合のみ |
| SwitchBot(従来型) | なし | プラン表の「無料トライアル」欄がすべて「なし」 |
| Furbo | 14日 | カメラ単体購入に「Furboシッター14日間無料特典付き」と記載 |
TP-Link公式(更新2024年5月29日)の書き方はこうです。
Tapoカメラ1台ごとに、Tapo Careサービスを1回だけ無料でお試しいただけます。無料トライアル期間は、Tapo アプリで有効化してからカメラ1台につき30日間です。
🔴 見落としがちなのは「有効化してから」の一語です。買った日から自動で始まるのではなく、アプリで自分で開始する必要があります。裏を返せば、旅行や入院など「本当に必要な時期」に合わせて開始できるということでもあります。買ってすぐ有効化して、いちばん必要な連休に切れていた――というもったいない使い方は避けられます。
クラウド録画を「あえて」払う価値があるケース
SD録画機でも、任意でクラウドを足せる機種があります。払う価値があるのは次のケースです。
- カメラごと盗まれた・壊れたときも映像が残ってほしい(防犯目的を兼ねる場合)
- microSDカードの寿命・書き込み不良が不安(録画は消耗品のカードに依存します)
- 30日前まで遡りたい(SwitchBotの各プランは「最大30日間の映像データを保存」、Tapoのプレミアムは30日間履歴)
- スナップショット付きの通知で外出先の確認を早くしたい
逆に、「留守中を通しで見返したい」だけならクラウドは答えになりません(前述のとおりクラウドはイベント録画のため)。ここを取り違えて契約すると、払っているのに欲しい映像が無い、という状態になります。
2年使った総額で比べると
「本体が安い機種」と「月額前提の機種」は、総額で見ると差がはっきりします(本体は参考価格・microSD代は別途1,000〜2,000円)。
| 構成 | 本体 | 月額×24ヶ月 | 2年総額の目安 |
|---|---|---|---|
| Tapo C220(SD録画) | 約4,000円 | 0円 | 約4,000円 |
| Eufy C220(SD録画) | 4,490円 | 0円 | 約4,500円 |
| SwitchBot Plus 5MP(SD録画) | 7,980円 | 0円 | 約8,000円 |
| Tapo C220+Tapo Care 1台(iOS年払い) | 約4,000円 | 4,000円×2年 | 約12,000円 |
| Tapo C220+Tapo Care 1台(Android年払い) | 約4,000円 | 4,390円×2年 | 約12,780円 |
| SwitchBot Plus 5MP+AIガードプラン スタンダード年払い | 7,980円 | 4,000円×2年 | 約16,000円 |
| Furbo+シッター スタンダード | 29,980円(セール変動) | 559円×24 | 約43,400円 |
同じ機種・同じプランでも、iOSで契約するかAndroidで契約するかで2年780円変わるのが表から読み取れます。金額としては大きくありませんが、「知らずに高いほうを選んでいた」のは気持ちのいいものではありません。
Furboの総額は突出しますが、「おやつで分離不安をケアしたい」「犬猫特化の通知がほしい」なら唯一無二の機能です(おやつ機能付きは実質Furboだけという事情もあります)。機能に値段を払うのか、録画に払うのかを切り分けるのがこの比較の要点です。
SD録画の注意点(無料側の弱点も正直に)
- カードは消耗品: 24時間録画は書き込みが多く、通常カードは寿命が縮みます。「高耐久(High Endurance)」表記のmicroSDを選び、1〜2年での交換を見込んでください
- 上書き録画: 容量が埋まると古い映像から消えます(SwitchBot公式も「古いデーターから削除します」と明記)。残したい映像は早めにスマホへ保存を
- 本体ごと失うと映像も失う: 空き巣対策など防犯目的が主なら、クラウド併用や屋外用カメラの検討を
- 規格が合わないと認識しない: SwitchBotはFAT32が基本で、機種とファームウェアによってexFAT対応。容量上限も機種ごとに違います(前掲の表)
セキュリティ設定全般(乗っ取り対策・二段階認証)はペットカメラの安全対策で解説しています。
解約するときに詰まらないために
契約より解約のほうが、実はつまずきやすいところです。支払い方法によって解約の場所が変わります。
TP-Link公式が案内している解約経路は次のとおりです。
- Apple Pay:iOSの設定 > iTunes StoreとApp Store > Apple ID > Apple IDを表示 > アカウント設定 > 定期購読
- Google Pay:Play Store > 自分のアイコン > お支払いと定期購入 > 定期購入
- PayPal / クレジットカード:
tapo.tplinkcloud.com/tapo_webにアクセスし、TP-Link IDでログインして解約
アプリの中を探しても見つからないことがあるのは、課金の主体がApple/Google/Web決済に分かれているためです。
さらにTP-Link公式は、プラン変更についてこう注意しています。
必ず同じチャンネル(Tapo Care Web / Apple Pay / Google Pay)からアップグレードしてください。異なるチャンネルを使用すると「Unable to upgrade the plan(プランをアップグレードできません)」というエラーメッセージが表示される場合があります。
そしてもう一点、見落とされやすい注意書きがあります。
支払い方法にクレジットカードを使用する場合、請求通貨とクレジットカードの通貨が異なる場合、クレジットカード会社から外国為替手数料が請求される場合があります。TP-Linkはこれらの追加料金について責任を負いません。
SwitchBot側も、解約はアプリ内(カメラ > 歯車 > クラウドストレージ > 私のサービス > プラン > 解約)と案内しています。どの経路で契約したかを覚えておくことが、いちばんの解約対策です。
よくある質問
Q. サブスクを途中で解約したらどうなる?
A. Furboはライブ視聴・通話・おやつ・吠え通知・自動追尾が残り、録画履歴と高度な検知系が使えなくなります。Tapo/SwitchBotはSD録画に戻るだけなので実害は小さめです。
Q. SwitchBotで年払いしたあとにプランを上げたら、残りは戻ってくる?
A. 「AIガードプラン」のベーシック→プレミアムは戻りません。公式が「ベーシックプランの残り期間は無効となり、返金はできかねます」と明記しています。一方、Plusシリーズのクラウドストレージでスタンダードから上位プランへ上げる場合は、Apple Storeなら「古いプランの残りの料金は自動的に返金」、Google Playなら「サブスクリプション日数に換算」と案内が分かれています。同じメーカーでも条件が違うので、アップグレード前にアプリ内の表示を必ず読んでください。
Q. カメラを買い足したら、いま契約しているプランを使い回せる?
A. SwitchBotはシリーズが同じなら可、違うと不可です。公式が「屋外カメラのクラウドストレージ画面で二台分のクラウドストレージをご購入いただいても、見守りカメラ Plus 3MPに使用できません」と具体例つきで書いています。買い足すときはシリーズを揃えるのが無難です。
Q. カリカリマシーンなどカメラ付き給餌器にも月額はある?
A. カリカリマシーンV2C Plusはアプリ無料・月額なしで使えます(クラウド録画機能自体がありません)。カメラ付き自動給餌器おすすめ5選も参考に。
Q. 月額ゼロ機種の「見られる期間」はどれくらい?
A. SwitchBot公式の実数では、連続録画で屋内カメラ・見守りカメラが1日約10GB(128GBで約12日)、見守りカメラ3MPが1日約5GB(128GBで約24日)です。動体検知録画のみならさらに長期になります。
Q. iPhoneとAndroidで料金が違うって本当?
A. 本当です。TP-Link日本の公式FAQに金額表があり、Tapo Careは1台月額でiOS 400円 / Android 440円、1台年額でiOS 4,000円 / Android 4,390円と明記されています。少しでも安くするならiOS側での契約や年払いを。
Q. 月額を払えば留守中ずっとの映像が残る?
A. 残りません。SwitchBot公式は「クラウドストレージではイベント録画しか対応しません。連続録画が不可能でございます」と明記しています。通しの映像がほしいなら、必要なのは月額ではなく容量の大きいmicroSDカードです。
まとめ:迷ったら「SD録画機+月額ゼロ」から始める
- 月額ゼロで録画まで: Tapo C220/SwitchBot Plus 5MP/Eufy C220/パナソニックKX-HDN215
- Tapo Careは日本円の公式表あり:1台 iOS 月400円/年4,000円、Android 月440円/年4,390円(約1割高)
- SwitchBotは2026年に「AIガードプラン」へ改称。カメラ2系統で料金が違い、買ったプランは別系統に使えない
- Furboのスタンダードとプレミアムの差は「録画3日か7日か」だけ。AI通知はスタンダードで揃う
- クラウドは連続録画できない。通しで見返したいならmicroSDの容量を増やすほうが正解
- 比較は本体価格でなく2年総額で。契約したチャンネル(Apple/Google/Web)は必ず覚えておく
まずは月額ゼロ構成で運用を始めて、足りない機能が見えてからサブスクを検討する——これが失敗しない順番です。機種選びの全体像は選び方完全ガイドへ。
⚠ なお「月額に後から気づいた」は、ペットカメラをやめた理由の上位に入ります。ただし実際にいちばん多いのは料金ではなく「結局見なくなった/見ると不安が増えた」という使い方の問題です。やめた理由8つと回避策はペットカメラをやめた理由にまとめました。


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