自動給餌器の最大の不安は「ちゃんと出たか、ちゃんと食べたか、外から分からない」こと。それを解決するのがカメラ付き自動給餌器です。給餌のタイミングで食事風景が見られる(多くは自動録画される)ので、留守番中の食欲チェックまでできます。
この記事では当編集部が、2026年7月時点で日本で正規に買える現行機5台を、価格・容量・カメラ・停電バックアップの実スペックで比較します。猫にも犬(小型〜中型)にも使える機種で揃えました。
結論から:迷ったらカリカリマシーンV2C Plus(19,800円)。乾電池バックアップで停電に強く、1日最大20回の少量頻回に対応します。コスパ重視ならPETLIBRO Granary AF203(実売13,000円台〜)が対抗です。
※価格・仕様は2026年7月時点で各メーカー公式サイト・販売店を確認したものです。価格は変動するため、最新情報は各リンク先でご確認ください。
5機種の比較表(結論)
| 機種 | 参考価格 | 容量 | カメラ | 停電バックアップ |
|---|---|---|---|---|
| カリカリマシーンV2C Plus | 19,800円 | 4.5L | フルHD・160° | ○ 単1×3(自動切替) |
| PETKIT YUMSHARE SOLO | 19,800円 | 3L | 1080P・140° | △ 販売店表記のみ |
| PETLIBRO Granary AF203 | 13,000円台〜 | 5L | 1080P・146° | ○ 単1×3(別売) |
| miruto Leo | 16,940円 | 6L | 1080P・可動式 | ○(公式明記) |
| +Style もぐもぐウォッチャー | 11,980円前後 | 2.6L | 1080P | ×(乾電池非対応) |
1. カリカリマシーンV2C Plus|停電に強い現行フラッグシップ
国内ブランド・うちのこエレクトリックのカメラ付き最上位。4.5Lタンク・フルHD160°超広角カメラ(ナイトビジョン付き)・1日最大20回の細かなスケジュールに加え、単1電池×3本のバックアップで停電時も自動切替でスケジュール給餌が続くのが最大の強みです(電池駆動中はWi-Fi機能が止まる点はメーカーが公式に案内。給餌そのものは動きます)。
- ✅ メリット: 停電対応と少量頻回のバランスが現行随一。国内サポート
- ⚠️ デメリット: デザインは機能優先。遠隔給餌はWi-Fi状況に依存
2. PETKIT YUMSHARE SOLO(P571)|手入れと食事ログのスマート派
3Lタンク・1080P/140°カメラ・双方向音声。304ステンレス皿とタンクを分解して丸洗いできる衛生設計と、アプリの食事ログの見やすさが強みです。2種のフードを分けられる二層式の姉妹機GEMINI(P591・21,930円)は多頭飼いに人気。なお乾電池バックアップは販売店表記のみで公式ページに明記がないため、停電対策を最重視するなら1や3を選んでください。
- ✅ メリット: 丸洗いできる衛生面はカメラ付きでは貴重。アプリ完成度
- ⚠️ デメリット: 停電時挙動の公式情報が薄い。給餌刻みは10g単位
3. PETLIBRO Granary カメラ付き(AF203)|詰まり検知センサー搭載のコスパ機
5L大容量・1080P/146°カメラ・食事動画の自動録画(要microSD)。詰まり防止センサーとフード残量不足検知で「出ない事故」を機械側で知らせてくれる設計思想が光ります。単1電池×3本(別売)を入れておけば、電池駆動時もスケジュール給餌は通常どおり実行とメーカーが公式に案内しています(Wi-Fi・録画は停止)。
- ✅ メリット: 検知系の充実と価格のバランス。乾燥剤ボックス付きで鮮度管理も◎
- ⚠️ デメリット: 電池は別売=入れ忘れると停電時に設定が消える(公式注意あり)
4. miruto(ミルト)Leo|6Lの業界最大級タンク・日本ブランド
日本ブランドnewtの見守り給餌器。6Lの大容量タンク(公式が業界最大級と表記)に1080P暗視カメラ、角度を調整できる可動式カメラを搭載。1日最大12回・5g単位の細かい給餌設定ができ、停電時にも使える電池対応を公式が明記しています。多頭・大食漢の家庭や、補充頻度を減らしたい人向けの一台。
- ✅ メリット: 圧倒的なタンク容量と5g刻み。可動カメラで皿を狙って映せる
- ⚠️ デメリット: 大容量ゆえ本体が大きい。フードの鮮度管理は補充量でコントロールを
5. +Style もぐもぐウォッチャー(PS-PEF-W01)|残餌チェックできる国産ブランド機
ソフトバンクグループ+Styleの給餌器。1080Pカメラは食べ残しの確認(残餌チェック)を意識した設計で、餌詰まりはLEDとアプリ通知で知らせます。1日最大12回・5g単位、Alexa/Googleアシスタント対応、実売1万円強と手頃。ただし乾電池非対応で「停電時は動作しません」と公式マニュアルに明記されています。停電リスクをどう見るかで評価が分かれる機種です(Wi-Fi断だけなら本体がスケジュールを記憶していて給餌されます)。
- ✅ メリット: 最安クラスでカメラ・詰まり通知・音声アシスタント対応
- ⚠️ デメリット: 停電バックアップなし(公式明記)。長期留守番の主力には向きません
選び方の3ステップ

- 停電バックアップの有無をまず確認: 電池対応(V2C Plus・AF203・Leo)なら停電でも給餌が続きます。非対応機は「短時間の外出専用」と割り切りましょう。危険パターンの詳細は自動給餌器は危険?正直解説へ
- 容量は「1〜2泊ぶん+余裕」で十分: 大きすぎるタンクはフードの鮮度が落ちます。6LのLeoは多頭・大型向け、単頭の猫なら3L前後で足ります
- カメラの役割を決める: 給餌器のカメラは「食事の定点観測」用。部屋全体の見守りは360°首振りのペットカメラと役割分担するのが正解です
選び方の全体像(給餌量の刻み・粒径適合・手入れ)は自動給餌器の選び方完全ガイドで詳しく解説しています。
よくある質問
Q. カメラ付きとカメラなし、結局どちらがいい?
A. すでにペットカメラがある家庭なら、カメラなしの堅実機(カリカリマシーンV2等)+手持ちカメラの組み合わせで十分です。カメラをまだ持っていないなら、食事チェックができるカメラ付きから入ると1台2役になります。
Q. 録画には何が必要?
A. PETLIBRO AF203はmicroSDカードが必要です。機種によりクラウド保存・アプリ内保存の違いがあるので、録画を残したい人は購入前に保存方式を確認してください。
Q. 犬でも使えますか?
A. 5機種とも犬猫両対応ですが、ドライフード専用・対応粒径に制限があります(目安5〜15mm)。大型犬の大粒フードは適合外のことがあるため、フードの粒サイズを測ってから選びましょう。
まとめ
- 停電まで備えるなら: カリカリマシーンV2C Plus(単1×3自動切替)
- コスパと検知機能: PETLIBRO Granary AF203(詰まり・残量センサー)
- 衛生・アプリ重視: PETKIT YUMSHARE SOLO
- 大容量・日本ブランド: miruto Leo(6L)
- 1万円台前半で試す: +Style もぐもぐウォッチャー(停電非対応は承知の上で)
「出ない事故」を防ぐ運用ルールとあわせて、自動給餌器の選び方完全ガイドもぜひ確認してください。
なおここで紹介した機種はすべてドライフード専用です。「カメラ付き」と「ウェット対応」を両立した定番機は2026年8月時点で見当たりません。ウェットフードが前提なら、カメラは諦めて保冷トレイ式の対応機5選から選び、食べたかどうかは別途ペットカメラを給餌スペースに向けて確認する構成になります。


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