「全自動の猫トイレが欲しいけれど、5万円から15万円まであって決められない」――そんな方に向けて、当編集部が2026年7月時点で日本の正規ルートで買える現行機5台を、価格・安全機構・対応体重・多頭識別の実スペックで比較します。
結論から:バランスのCATLINK SCOOPER PRO-X(国内サポート・セール時5万円前後)が最有力。多頭飼いでAI個体識別まで欲しいならPETKIT Purobot Ultra、予算上限なしの最高峰はLitter-Robot 4です。
※価格・仕様は2026年7月時点で各メーカー公式サイト・正規代理店を確認したものです。価格は変動(セール多め)するため、最新情報は各リンク先でご確認ください。
5機種の比較表(結論)
| 機種 | 参考価格 | 対応体重 | 多頭識別 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| CATLINK PRO-X | 62,200円(セール5万円前後) | 1.5〜10kg | 体重・3匹 | 迷ったらコレ・国内サポート |
| PETKIT Pura Max 2 | 56,250円 | 1.5〜10kg目安 | 体重ベース | 砂の対応幅が広い |
| CATLINK PRO Ultra | 79,800円(セール6.8万前後) | 1.5〜10kg | AI+カメラ・3匹 | カメラ見守り付き |
| PETKIT Purobot Ultra | 117,400円 | 1.5kg〜 | AIカメラ個体識別 | 袋とじまで全自動・40dB |
| Litter-Robot 4 | 148,000円 | 検出1.3kg〜 | 体重・4匹 | 世界的定番の最高峰 |
いずれも生後6ヶ月未満・体重1.5kg未満の子猫は使用不可(Litter-Robotはセンサー検出下限1.3kg)。子猫のいる家庭は月齢が満ちるまで待ってください。
1. CATLINK SCOOPER PRO-X|迷ったらコレ・国内サポートの定番
日本企業OFT(兵庫県・フリーダイヤルサポートあり)が正規販売する定番機。重量センサー・挟み込み防止・動体感知の3つの安全機構を公式に明記し、13Lの大容量ダストボックス、鉱物・おから・混合と幅広い固まる砂に対応(粒最大6mm)。アプリで尿/便別の回数・体重を記録し、体重ベースで最大3匹を識別します。
- ✅ メリット: 安全機構の明記・国内電話サポート・1年保証。セールで5万円前後になることも
- ⚠️ デメリット: 体重の近い多頭は識別が苦手(AI識別は上位機の領分)。本体は幅58×高さ71cmと大型
2. PETKIT Pura Max 2|砂の自由度が高い5万円台
PETKIT日本公式の主力機(56,250円)。回転ドラム式で、ベントナイト・おから・混合と対応砂の幅広さが売り。重量+赤外線センサーの停止機構、アプリでの複数猫データ分析に対応します。給餌器・給水器をPETKITで揃えている家庭ならアプリが1つにまとまります。
- ✅ メリット: 愛用の固まる砂をそのまま使える可能性が高い。PETKITエコシステム
- ⚠️ デメリット: 対応体重の公式明記が薄い(流通情報で1.5〜10kg目安)。稼働音の公式値なし
3. CATLINK SCOOPER PRO Ultra|カメラ付きで「トイレ×見守り」を1台に
2025年2月発売のカメラ搭載上位機(通常79,800円)。PRO-Xの3センサー安全機構に加え、AI+カメラで最大3匹を個体識別し、トイレ前後の様子を映像で確認できます。排泄の異変(頻尿・長時間滞在)を「数字+映像」の両面でチェックしたい家庭向け。
- ✅ メリット: 識別精度と見守りの両立。国内サポートはPRO-Xと共通
- ⚠️ デメリット: カメラ分の価格上乗せ。すでにペットカメラがあるなら過剰かも(役割分担の考え方)
4. PETKIT Purobot Ultra|排泄物の袋とじまで全自動・AI個体識別
PETKITのフラッグシップ(117,400円)。AIカメラ+体重センサーで体重の近い多頭でも個体識別でき、清掃後のゴミの袋詰め・袋とじまで自動。ダストボックス10L・稼働音は公式値40dBと、上位機らしい作り込みです。体重1.5kg以上・生後6ヶ月以上が公式条件。
- ✅ メリット: 「ゴミ袋を縛る」作業まで消える唯一級の全自動度。多頭識別の本命
- ⚠️ デメリット: 11万円超。AIカメラ搭載機ゆえ設置場所のプライバシー配慮も一応意識を
5. Litter-Robot 4|世界的定番の最高峰・最大4匹
米Whisker社の回転ふるい式(148,000円・日本公式litter-robot.jp/Amazon公式日本版あり)。SafeCat™システムが4つのゾーンを常時分析し、猫を検知するとタイマーをリセットして7分間停止する安全思想が徹底しています。体重ベースで最大4匹の使用データを記録。砂は固まるタイプ必須(粘土系推奨)です。
- ✅ メリット: 安全機構・実績・多頭対応数で頭ひとつ抜けた存在
- ⚠️ デメリット: 15万円級+専用消耗品。旧正規店OFTのサポートは終了しており、購入は現行公式ルート(litter-robot.jp/Amazon公式日本版)で
番外: 「清掃しない」見守り特化のtoletta
自動清掃は不要で、尿量・回数・体重・滞在時間の記録に全振りしたいなら、日本企業トレッタキャッツのtoletta(一括64,000円 or 本体+月額1,480円)という選択肢があります。首輪なしのAI顔認識で多頭を識別し、獣医師監修のアルゴリズムで泌尿器の異変チェックに特化。「掃除は苦じゃないが、腎臓・膀胱が心配」という猫飼いにはむしろこちらが本命です。
格安機はどう考える?&レンタルで試す

Amazonには3〜4万円台の自動トイレ(ELS PET等)も並びます。すべてが悪いわけではありませんが、安全機構の説明・国内サポート・部品供給の面で定番勢と差があるのは事実。猫が中に入る機械だけに、当編集部は「安全機構を公式に説明している定番メーカー」から選ぶことを勧めます(理由の詳細は自動猫トイレの事故は防げるかへ)。
また「高額なのに使ってくれなかったら」が不安なら、家電レンタルで数週間試してから買う方法があります。慎重派の子ほどレンタルか返品保証つきの正規購入を。借りられる機種・料金・返金保証の使い分けは自動猫トイレのレンタル比較で解説しています。
⚠ なお「返品保証つきの正規購入」は、条件をよく読んでから選んでください。当サイトで各社の公式ページを実測したところ、返品できる期間は到着後8日〜30日とばらつきがあり、多くが「新品同様・元箱」を条件にしていました(PETKIT JPは商品箱を破棄した時点で返品不可と明記)。猫が使うかどうかを見届けたあとでは戻せない会社もあるため、条件の比較は自動トイレをやめた理由と返品条件の実測にまとめています。
よくある質問
Q. どの機種でも砂は変える必要がある?
A. 固まる砂を使っているなら多くはそのまま移行できます(CATLINKは粒6mm以下、Litter-Robotは粘土系推奨)。紙・木ペレット・システムトイレ用を使っている場合は砂の変更が必要で、猫の受け入れハードルが上がります。
Q. ランニングコストは?
A. 電気代は月数十円〜百円程度。実質は専用ゴミ袋・消臭剤・砂代で、月数百円〜が目安です(公式単価の明記が乏しい機種が多く、正確な金額は購入ページで確認を)。
Q. 導入したら猫が使ってくれない…
A. 旧トイレとの並行設置・最初は自動清掃OFF・今の砂を混ぜる、の3点で多くは解決します。手順は選び方完全ガイドの「導入のコツ」を参照してください。
まとめ
- バランス・国内サポート: CATLINK SCOOPER PRO-X
- 砂の自由度: PETKIT Pura Max 2
- 映像でも確認したい: CATLINK PRO Ultra
- 多頭のAI識別・全自動度: PETKIT Purobot Ultra
- 予算不問の最高峰: Litter-Robot 4/尿量計測特化: toletta
安全に使うための知識(事故は起きるのか・安全機構の仕組み・運用ルール)は自動猫トイレの事故は防げるかで必ず確認してから導入してください。
なお「海外ブランドは不安なので日本製がいい」という方は、自動猫トイレに日本製はある?もあわせてどうぞ。国内メーカーはジェックスとマルカンの2社がありますが、ジェックスは公式に生産国=中国と明記しており、しかも対応体重の上限が5.0kg/9.0kgと海外定番より狭いため、体重によっては選べません。


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